電子ゲーム機スーパーガイド
いやあぁぁぁぁーーーー!!!
掲載されて無い機種が2000台以上も
あるのおぉぉぉぉぉーーーー!!!
( ・ω・)なんてことは言いませんよ。
そもそも今現在でも電子ゲーム売ってるのに
未掲載2000台とかじゃ済まないですからね。
それでも掲載機種から条件を絞り込んで
どのぐらい未掲載があるかと調べようかと
思ったんですが、掲載機種を鑑みるとかなり
広範囲な条件でのチェックになってしまい断念。
だって、バンダイとカシオだけで未掲載が
300台とか超えるのよ・・・
しかしまぁ全く期待してなく、凄まじく低い
ハードルを設定してた訳ですが、それでも足を
ぶつけるレベルのものをお出ししてくるとは流石です。
ちょっと確認しただけで突っこみ疲れるとわ(;´Д`)
もうこの著者の本には
過度な突っ込みは体に悪影響を及ぼしますので
突っ込みは控えるよう願います
とでも注釈入れておいた方が良いんじゃないですかね?
とりあえず少しだけ言わせてくれ。
ゲーム&ウオッチを先頭に持ってきているのがまず駄目。
今回は電子ゲーム本なんだから、他社と同格かそれ以下の
扱いでいいものを、あからさまにゲーム&ウオッチは別格ですよ
みたいな扱いしてるのがね。
他にも増田屋になんでシステムプランニングのゲームが
入ってんだ?とか、懸賞ゲームのページがサンプルで公開
されてたので、サンプル以外にも掲載機種あるのかと
思ってたらないしで、アホか!って突っ込まざるを
得なかったとか・・・
まだまだ突っ込みどころが満載なんですが、切りが無い。
掲載機種に関してもとにかくバランスが悪い。
その他のメーカーに押し込められてる機種が
恐ろしく少ないとか、シリーズ物が中途半端だとか
腕時計や電卓が壊滅状態とか。
まぁ、これは他のカタログ本にも言えるんですが。
1986年以降の電子ゲームや、海外専売の電子ゲームが
申し訳程度に混じってるのも気になりましたね。
バンダイのゲームデジタルなんかもシリーズ内でも
細かく分かれてるのにごちゃ混ぜとか、統一感が
全くないのもちょっと・・・
あとはあれですね。この著者は前々からレトロゲームの
魅力を伝えたいとかのたまわっている訳なんですが、
スクリーンショットがほぼなし。ゲーム&ウオッチだけ
ちゃんとゲーム画面付きと、ここでも他社物との
扱いの差が。ほんとわかりやすいぐらいの任天堂信者だなと。
今回現物が手元にあるんだから、スクリーンショットとか
取り放題な筈なのになし。怠慢と言わざるを得ませんね。
電子ゲームの魅力を伝えるには・・・
そうだ!スクリーンショットを無くそう!
とかなりますかね?普通ならないよなぁ・・・
どういう思考回路してんだか・・・
ここでひとつ例を挙げてみましょう。
このゲームなんですが、ゲーム画面なしの場合
これだけじゃどんなゲームかもわかりませんし、
なにこれ?で終わってしまうと思いますが・・・
ゲーム画面を追加してみましょう
とても面白そうに見えませんか?
またゲーム内容も説明文と合わせれば、
想像もしやすくなると思います。
これぐらいスクリーンショットというのは
魅力を伝えるのに重要な役割があるわけです。
なのにスクリーンショットはなし。
ゲーム&ウオッチ本の時は偏光板まで交換して、
スクリーンショット撮ってた過去があるにも
かかわらずです。
いつものコピーペーストも出来ないし、
撮影するのも面倒だからばっさりカット
といったところでしょう。
魅力を伝えたいとか、出来もしないことを
軽々しく口に出すのは止めていただきたいものです。
いつもと違う点としては、パクリがないところですかね。
チラシとかはネットで見たことあるものか散見されるので
パクリな可能性もありますが、掲載機種に関しては、
パクリは無いと思われるので。
とか思ってたんですが、誌名と掲載台数がパクリで駄目だった(笑)
総評として、アノアとかトイボックスのゲームが
何を販売してたかわからない的なとてつもなく
電子ゲームに関心の薄い人間が書いた本なんて
こんなものかなと。
個人的に読んだ中では、バンダイパーフェクト
カタログに次いで、史上2番目に酷い内容の
本でしたが、そうですね・・・
あとは、他のコレクターが私とどのぐらい差があるのか
という指標になったのは良かったかな。
自分で言うのもあれですが、私が規格外すぎる・・・
存在を抹消されるわけですわ。
昔から私の正体を知っているひかるさんはともかく
某会長やこけバニさんをはじめとした今現在
現役で電子ゲームを蒐集してる人達は、私のことなんて
知らないでしょうからねぇ。知る必要もないですが。
余談ですが、電子ゲームへの関心の高低でどれだけ
本のクオリティに差が出るかは、この本を読み比べると
よくわかりますよ。
大博覧会の方はかなりの良書ではありますが、欠点が無い
というわけではなく、掲載台数が少ないのがあれですが、
2000年以降に出た電子ゲーム本の中では、洋書の
ELECTRONIC PLASTICと並んでお勧めできる本です。